週刊アイについて

アイドルマスターやその他諸々

GOOD ON THE REEL 新アルバム

買った。セルフカバーベストアルバムということで正直最初はまあベスト盤だしなあ…と期待していなかったのだが、やばかった。

 

ひさびさに全身で浸かるGOTRの世界観に圧倒されて、雨の匂いどころか全身ずぶ濡れという気持ち。でもブログによると雨のバンドはもうやめたらしいけれど。笑

初めて行ったGOTRのライブは忘れられない。1人でライブに行くことですごく不安だったのに、いつのまにか必死で腕を上げて振り回して、目を潤ませていた自分がいた。音楽に溺れる感覚というのを初めて体感したのだ。

GOTRは悪く言えばおとなしい、退屈なバンドかもしれないけれど、メロディーの独特な哀愁感や歌詞のセンス、優しい音楽、なによりもライブという空間にて発揮されるあのなんとも言えない魅力は当時思春期真っ只中だった中学生の私には衝撃が強すぎた。歌詞が胸に突き刺さって死ぬかと思った。

その時の感動、溺れて胸が痛くなる感覚が蘇ってきた。このアルバムはすごい、教科書のようなアルバムだと売り文句の中にあったけれどまるで卒業アルバムのようだ。いなくならないでほしい。そう切実に思った。