リズと青い鳥 所感メモ
随時更新
(希が青い羽を拾ってみぞれにあげるシーン)
希が青い鳥の羽を手放すということ?絵本側のラストシーンの続きとも捉えられる
(希の後を追ってみぞれが歩くシーン)
親鳥の後を追って歩く小鳥を連想させる
「disjoint」
動物に関節が外れる、又は支離滅裂であるという意味。でもjoint(繋がり)が外れるという本来の意味である気がする。
シーンの流れ的には不自然じゃない?2人の関係はまだ切れてないとおもう。それともその次のシーンの導入なのかな。原作を読んでいないのでなんとも言えない。
(「嬉しい」のズレ)
みぞれは希と一緒に音楽ができて、時間を共にできて「嬉しい」
希は自由曲の選曲が好みで「嬉しい」
(希の「なんかちょっと私たちみたいだよね」)
希はこの時点で自分とみぞれの関係がリズと青い鳥の関係であると考えている。もちろん自分が青い鳥。そしてみぞれもそう思っていると確信している。(ハッピーエンドがいいよ、の後、みぞれの方を一瞥してからの表情などから)
希がそう思ったのはみぞれが『希と離れたくない』と思っているということを知っているから。ここに希の傲慢さがあると思う。
(「この曲も?」「すごい好き。だって…」)
だって、の後、なにを言おうとしたのか問題
・だって、もっと上手にフルートを吹きたいから
・だって、自分のソロパートがある曲だから
・だって、2人のソロパートがある曲だから
・だって、みぞれの実力に追いつきたいから
(リズがパン屋外の家族を見ているシーン)
リズもまた孤独であり、他者の存在を望んでいる。のぞみにも同じことが言えるということ?