週刊アイについて

アイドルマスターやその他諸々

森見登美彦が好き。

中学生で初めて読んだ「夜は短し歩けよ乙女」の感動と興奮は本当に凄かった。こんな奇天烈な文章なのになんでこんなにスッキリしていて綺麗なんだろうと。言い回しは古風なのに限りなく現在の小説っぽいナウさがある(私の言葉が足りなさすぎる)

初めて出会って感動して、続けざまに四畳半神話体系を買い、読んだ。なんと世界観が繋がっていた!同じ学内と思わせるような描写、登場人物も明言こそされていないが微妙に被っているせいで何度も何度も読み返すたびに新たな発見がある。森見先生のような人と付き合いたいと何度思ったことか。

私は文章を読むことは結構好きな方だけれど結構好きな方だけれど、書くのはめっぽう苦手だ。最初から苦手だったわけじゃない。小学生の頃は本当に好きだったし、賞を取るくらいには得意でもあった。なぜこうなってしまったのだろうと思った時、思い浮かぶのは私の友達の言葉だ。

文章を書く作業は訓練だ、と。

文章を書くということも長年続けていないと錆びついてしまうものらしい。確かに言われてみればそんな気もする。今では結構これで納得している。やっぱり何事も継続なのだなあと思う次第である。